2023年3月8日
口臭の原因は一体何でしょう?
大きく4つ考えられます。
口臭全体の90%以上を占めているのが口腔の状態を原因とするもので、一番多い原因と考えられるのは歯周病です。
歯周病と口臭の間には高い相関性があることが知られています。
歯周病では、深くなった歯周ポケットの中にたくさんの菌が住み着き、増殖しています。
>>歯周病とは?
>>歯周病の進行
>>歯周病の治療
歯周病菌のほとんどを占める、嫌気性菌(酸素が苦手で歯周ポケットに多い)は硫化水素(腐った水素のような刺激臭)やメチルメルカプタン(排せつ臭や生ごみ臭)を発生させます。
これらの臭いは歯周病を改善し、臭いのもとになる菌を減らすことで解決できます。
歯周病になっていなくても、口の中には同様の菌が住み着いています。
歯についた歯石やプラーク(細菌の塊)、舌に溜まった汚れなどを取り除くことでも効果が現れます。
さらに、むし歯や唾液の分泌量も口臭に関係しています。
口臭が気になる時のお口の状態からも、原因を推測することが出来ます。
当てはまるものはありますか?