2022年12月16日
歯は食べ物をかみ砕き、すり潰すためにあります。
乳歯は20本、永久歯は32本(うち親知らず4本)あり、歯の形は以下の3種類に分けられます。
人間の歯は一生の間に一回生え変わることから二生歯性に分類されます。
しかし、切歯・犬歯・小臼歯は二生歯ですが、大臼歯は一生歯で新しく生え変わることはありません。
大臼歯は6才・12才頃に生え、一生の間に最も長く多く使われるため、食生活の影響を反映して歯の溝がすり減りること(咬耗:こうもう)があります。
加齢により徐々に咬耗しますが、歯が破損することはありません。
ただし、著しく咬耗する場合、かみ合わせの異常や歯ぎしりなどの病気が関係していることが多いと考えられており、歯の破損につながる可能性があります。
前歯や犬歯の先端が不自然に平らになっている場合も歯ぎしりの重要なサインです。
歯ぎしりは歯の破損だけでなく、顎の骨の大きな負担になります。
【歯ぎしり・食いしばりの記事へ(現在作成中)】